ガレージ整理研究所

「収納・維持・売却」を科学する、大人のガレージ論

工具セット
工具・消耗品

買い足しの優先順位の付け方

あったら便利はなくても平気

バイク用品店やネットショップのセールを見ると、ついついこれ便利そうだなと手が伸びてしまいますよね。

でも、ちょっと待ってください。
あったら便利な道具の多くは、実はなくてもなんとかなるものだったりします。

購入ボタンを押す前に、一度冷静になって、今持っている道具で代用できないか?と考えてみましょう。
例えば、専用のホース外しプライヤーがなくても、ウエスと普通のプライヤーで代用できるかもしれません。

工夫して作業することは、整備のスキルアップにもつながります。
専用工具を買うのは、代用ではどうしても作業ができない、あるいは作業時間が大幅にかかってしまうとわかってからでも遅くはありません。

  • 専用工具を買う前に、手持ちの工具で工夫できないか試してみる
  • 便利そうという理由だけで買うと、一度しか使わない死蔵品になる
  • 工夫する過程を楽しむことも、サンデーメカニックの醍醐味とする

使用頻度と作業短縮時間でコスパを計算する

何かを買い足すときは、コストパフォーマンスを数値で考えてみると判断しやすくなります。
ここでのコスパとは、単に値段が安いということではなく、使用頻度と短縮できる時間のバランスです。

例えば、年に2回のタイヤ交換のために高価な電動インパクトレンチを買うべきか。
もし手作業だと1時間かかるのが10分になるなら、50分の短縮です。

それを年2回。
数万円の投資に見合うかどうか、冷静に計算してみます。

逆に、毎週使うチェーンクリーナーや、作業効率に直結する良質なウエスなどは、多少高くても日々のストレスを減らしてくれるので、優先順位は高くなります。

  • 年に何回使うか×一回あたり何分短縮できるかを計算する
  • 使用頻度が高い消耗品やハンドツールには、しっかり投資する
  • たまにしか使わない高額品は、優先順位を下げて検討リストに残す

専用工具を買うべきタイミングとレンタルの活用

エンジンの分解やベアリング交換など、どうしても専用工具がないと不可能な作業もあります。
しかし、一生に一度やるかどうかの作業のために、数千円、数万円の工具を買うのは気が引けますよね。

そんなときは、レンタルという選択肢も視野に入れてみましょう。
最近は、レンタルガレージで工具を貸してくれたり、フリマアプリで使った後にすぐ売却したりと、賢い使い方ができます。

所有することにこだわらず、機能を利用することにフォーカスすれば、無駄な出費と保管スペースを節約できます。

  • 一度きりの重整備なら、レンタルガレージやショップに依頼する方が安いこともある
  • 購入して作業が終わったら、すぐにフリマアプリで売却するのも一つの手
  • 仲間内で工具をシェアするなど、所有以外の方法を探ってみる

無駄な買い物を防ぐ購入前の自問自答リスト

最後に、私が買い足しをする前に必ず行っている自問自答の項目をご紹介します。
これをクリアしたものだけを買うようにすれば、ガレージが物で溢れることはありませんよ。

  • それを収納するスペースは、今のガレージに確保されているか?
  • 今持っている道具で代用することは、本当に不可能か?
  • その道具がないと、来週の整備作業がストップしてしまうか?