純正パーツ紛失は数万円の損失と同義である理由
カスタムを楽しんだ後、取り外した純正マフラーやサスペンション、ウインカーなどをどうされていますか?
ガレージの隅に裸のまま転がしていたり、どのバイクの部品かわからない状態でホコリを被らせていたりしませんか?
実はそれ、将来的に手に入るはずの現金を捨てているのと同じことなんです。
バイクを売却する際、純正パーツ(特に車検に関わるマフラー、外装、メーターなど)が揃っているかどうかで、査定額は大きく変わります。
ショップ側からすれば、好みが分かれるカスタム車のままよりも、いつでも純正に戻してノーマル車として再販できる選択肢があった方が、在庫リスクが減るため高値をつけやすいのです。
純正パーツは単なる予備部品ではなく、未来のボーナスと考えて大切に保管しましょう。
サビさせないためのひと手間と梱包テクニック
では、具体的にどのように保管すればよいのでしょうか。
ただ箱に放り込むだけでは不十分です。
数年後に箱を開けたらサビだらけだった…なんてことにならないよう、しまう前のひと手間が重要です。
まず、取り外したパーツは汚れを落としましょう。
特にマフラーのススやチェーンカバーの油汚れは、長期間放置すると腐食の原因になります。
きれいに拭き上げた後、金属部分には防錆油(CRC 5-56など)を薄く塗布しておきます。
次に、パーツを新聞紙やエアキャップ(プチプチ)で包みましょう。
これは傷防止だけでなく、空気中の湿気を遮断してサビを防ぐためです。
段ボールは意外と湿気を吸いやすいので、直接パーツが触れないようにビニール袋に入れるのも効果的です。
この商品を扱うような丁寧さが、数年後の査定士さんの心証を良くし、結果として高額査定につながります。
- 保管前の洗浄と注油が、数年後のコンディションを決める
- 段ボールは湿気を吸うため、パーツは必ずビニールや緩衝材で包む
- マフラーなどの長物は、布団圧縮袋などを活用して密閉するのも有効
車種・部位・日付を書いたラベル管理の鉄則
梱包が終わったら、箱に情報を書き込みます。
ここでのコツは、次にこの箱を開けるのが他人(査定士や家族)でも、一瞬で中身がわかるようにすることです。
人間の記憶力はあてになりません。
覚えていられるだろうという過信は捨てましょう。
箱の側面にマジックで情報を書き込みます。
上面だけでなく側面に書くのがポイントです。
書くべき情報は車種名部位取り外した日付、そして忘れがちなのが取り外し時の走行距離です。
メーターを交換した場合は特に、この記録が重要になります。
さらに、取り付けに必要なボルトやカラーも、チャック付きのポリ袋に入れて必ず同じ箱に収納しましょう。
- 箱の4側面に大きく書くことで、どんな積み方をしても中身が見える
- 走行距離を書いておくことで、消耗品の劣化具合を証明できる
- ボルト類にはどこのネジかを書いたメモを同封しておく
売却時に即座に出せるか?在庫確認リスト
あなたのガレージにある謎の箱をチェックしてみてください。
もし中身がわからないものがあれば、今のうちに整理しておきましょう。
- 外した純正マフラーやウインカーが全て揃っているか確認する
- パーツを入れた箱に車種名と日付を大きく書く
- ネジやステーなどの細かい部品も、袋に入れて一緒に保管する

