ガレージ整理研究所

「収納・維持・売却」を科学する、大人のガレージ論

PCを触る人
パーツ在庫管理

Excelで管理する「ガレージ棚卸し表」

「また同じものを買った」は記憶力ではなく管理不足の証拠

バイク用品店で「あれ、このパーツクリーナー、まだストックがあったっけ?」と迷い、念のために買ってみたら、帰宅してガレージの棚に使いかけが3本もあった…なんて経験はありませんか?

あるいは、ツーリング先でヘッドライトが切れて予備球を買って帰ったら、工具箱の底から新品が出てきた、というのもよくある話です。

自分は記憶力が悪いなと落ち込む必要はありません。
これはあなたの記憶力の問題ではなく、単純に在庫が見えていない(可視化されていない)ことが原因です。

重複購入は、単純にお金の無駄遣いであると同時に、貴重なガレージの収納スペースの無駄遣いでもあります。
これを防ぐには、会社の備品管理と同じように棚卸しをするのが一番です。

持っているものをリスト化して可視化することで、無駄な買い物を防ぎ、浮いたお金を本当に必要なカスタムパーツやガソリン代に回せるようになりますよ。

スマホで入力・PCで集計する簡易在庫リストの作り方

棚卸しと言っても、難しい在庫管理システムを導入する必要はありません。
普段お使いのExcelや、Googleスプレッドシートで簡単な表を作るだけで十分です。

特にGoogleスプレッドシートは、スマホアプリとPCの両方で編集できるため、ガレージで在庫を見ながら入力し、部屋に戻ってPCで整理するといった使い方ができて便利です。

では、具体的にどのような項目を作ればよいのでしょうか。
私が推奨するガレージ在庫管理表の項目は以下の通りです。

  • 品名・規格(例:NGKスパークプラグ CR9E)
  • カテゴリ(例:電装系、ケミカル、純正部品)
  • 保管場所(例:スチール棚2段目、赤の工具箱)
  • 数量
  • 購入価格(概算でOK)
  • 最終使用日

特に重要なのが購入価格と最終使用日です。
購入価格を入力して合計金額(SUM関数)を出してみると、ガレージに眠っている資産の総額に驚くはずです。

まさか、ガラクタだと思っていた箱の中に10万円分も眠っているのかと実感できればしめたもの。

それはもはや不用品ではなく現金化できる資産に見えてきます。

また、最終使用日の項目は断捨離の強力な味方になります。
リストをソート(並び替え)して「これ、もう2年以上使っていないな」と気づけば、それは処分の最有力候補です。

  • まずは高額なマフラーやサスペンション、場所を取るタイヤなどから入力を始める
  • 細かいケミカル類は個別にせず洗車用品オイル関係などのカテゴリでざっくり分ける
  • 保管場所を細かく書くことで、探し物をする時間をゼロにする

週末15分の棚卸しルーティン

いきなりガレージの全てをリスト化しようとすると、途中で疲れて嫌になってしまいます。
在庫管理は一度作って終わりではなく更新し続けることに意味があるからです。

まずは、今週はケミカル棚だけ・来週はパーツボックスの中身だけというように、エリアを区切って少しずつ進めるのがコツです。

慣れてくれば、新しいパーツを買ったその場でリストに追加し、使い切ったら削除するというサイクルが自然と身につきます。
そこまでいけば、あなたはもう在庫管理の達人です。

  • Googleスプレッドシートのアプリをスマホにインストールする
  • まずは一番散らかっている棚にあるものだけを入力してみる
  • 1年以上使っていないものには、リスト上で処分検討の色(赤色など)をつける